個人事業主のブランディングは<不安の払しょく>がポイント

個人事業主の集客のポイントはブランディングです

ファンを増やす集客について考える時に、ついつい自分のお店などの売りやアピールポイントから入ってしまいそうになりますよね。

 

チラシに競合と比較した場合の自社の強みを書いたり、SNSで多くの人に自分のアピールをしたりとか。そういう攻めのアプローチも確かに大事です。

 

でも、

なんかガツガツしているみたいで、苦手だな…

と思う場合もあるのではないでしょうか。

 

もしあなたがそのような<プラスのアプローチ>が苦手だとしたら、発想を変えて、<マイナス部分を少なくするアプローチ>に気を配ってみては?というのが今日のブログの提案です。

 

実際に私のお客様もそのような方が多いのです。参考:新垣亜希による宝石店のブランディング事例

 

お客様が不安に感じることを想像してみる

 

ちょっと思い出してみてください。
次のようなこと、これまでにありませんでした?

 

ネットで美味しそうなイタリア料理を見つけた。家からそれほど遠くなかったので、今度友達と行ってみたいなと思った。

<予約は電話で>と書かれていたので、営業日に電話をかけてみた。でも、つながらない

そういえば、ネットの更新も数年前に止まっている。ちょっと不安になったので別のお店に行くことにした。

 

もし、このレストランが本当に営業していて、たまたま忙しくて電話を取れず、ネットも昔のバイト生に書かせて以来そのまま、という状態だったら、このレストランはお客様を逃していますよね(いわゆる失客状態)。

 

このように、ファンを作り集客をするために重要なブランディングのポイントは、お客様の不安を払しょくすることでもあるのです。

 

私が「不安の払しょく」について考えるきっかけをくれたのは、いつも榊(さかき)を買いに行く花屋さんでした。

 

榊の側にあったPOPに書かれていたこと

龍神真榊

*写真はプレミア和歌山のサイトよりお借りしました。立派な榊です。

榊は白い花をつけるツバキ科の常緑樹で神棚へ飾るものとしてよく見かけます。お祝いごとやお祭り、お正月の飾り物などにも使われるものです。

 

本来、濃い緑で艶があり一枚一枚がしっかりとしているものなのですが、4月~5月の新緑の季節になると、小さく薄くて少し色が枯れているように見えてしまうことも。

 

榊が枯れている傷んでいると思いこんでしまい、購入をためらっていたところ、榊の側に

 

「この時期の榊は若葉の状態なので、一瞬枯れているようにも見えますが、決して品質が悪いわけではないのでご安心ください」

 

と記載されたPOPがあったのです。

 

この注意書きのおかげで私の「変色している榊=枯れている」という勘違い(=不安)が払しょくされ、いつもどおり購入することができました。

 

このように、お客様にとって不安に感じることを解消してあげることも、少し遠回りに見えますが、集客に繋がりますね。

 

個人事業主がブランディングで陥りやすいことは

 

フリーランスでお仕事をしていると、どうしても「伝えること」に意識を集中させてしまい結果を求めがちです。

 

もちろんあなたのサービスをお客様に知っていただくこともとても重要なことではあるのですが、ただ発信するだけではお客様の不安を解消することはできません。

 

お客様はあなたのお店の商品やサービスを購入して、その先にある結果を求めているのです。商品やサービスを購入してどんな未来を得られるのか?それこそがお客様が求めているものでもあり、お客様の課題を解決してはじめてあなたのファンになってくれるのです。

 

では、実際にネイルサロンを例にとってみましょう。

ネイルサロンの「不安の払しょく」のポイントは?

ネイルサロンのブランディングでも不安の払しょくが大事です

 

 

例えばネイルではどんなネイリストが施術をしてくれるのかわからないと不安が残ってしまいます。

 

施術を行うネイリストの顔写真プロフィール(実績)があるとそれだけで安心してお店に行けますよね。

 

実際にネイルをしたお客様の指先の写真をブログなどで紹介するのも、事前に仕上がりを知っておくことでイメージしやすくなり払しょくにも繋がります。

 

マンションの一角にあるネイルサロンなら地図だけだとわかりにくいので、小さな看板を置いてその看板をネットに載せておくだけでも場所がわかりやすくなります。

 

お客さまの目線に立ってサービスができるお店は、お客さまにとっても他のお店にはないサービスが期待でき、「また来たい」とリピーターになってもらえる可能性が高まります

 

他店との差別化を狙うのであれば、こういったお客様目線に立ったサービスを提供できること、不安を払しょくして楽しい気持ちで来店してもらえるようにしたいものです。

このように、お客様に事前に伝えておいたほうがいいことはいくつかありますが、なかでもこのポイントだけは外してほしくないなと思うことを書いておきます。

 

最もお客様に事前に伝えたほうがいいこと

 

時間がかかるサービスについてもお客様に伝えておきましょう

 

すばり時間です。

 

もし、あなたのサービスがほかの同業の方と比べてものすごく丁寧なのだけれど、その分、時間がかかるのであれば、そのことも事前に伝えておきましょう。

 

いわゆる「うちな~タイム」(=沖縄県民が時間に遅れること=それに対して寛大なことも含む)は私は少なくなってきたと実感しています。私の周りを見ても、待ち合わせの時間に遅れる人は以前ほど多くありません。

 

一方でサロンなどでは施術(その後のおしゃべり 笑)に時間がかかる人はまだ多い気がします。

もちろん私たちは機械ではないので、「はい時間になりました。はい終わり」となると淋しい気もしますが、忙しい現代人は時間を奪われることに痛みを感じます

 

逆に「こんなに時間をかけてくれるなんて、きっとサービスの質がいいかもしれない」と思ってくれるかもしれません。お客様もあなたとのゆんたく(=おしゃべり)を楽しみに何度もあなたのお店を訪れているかも。

 

その場合、「時間をかける」はあなたの強みになります。

 

時間の使い方はあなたの価値観=サービスの価値観でもありますので、それをまだ知らないお客様、初めてのお客様や見込客にはその価値を知ってもらうといいですね。

 

あなたがお客様といい関係性が築けますように。

 

今回のまとめ。

 

  1. ブランディングはまず<不安の払しょく>から
  2. 施術者やお店の看板などの写真をネットに載せてみよう
  3. お客様目線でマイナスになりそうなことは前もって伝える(逆にそれが強みとなる場合も)

 

余談ですが、私は一時期あるサロンに通いだし、スタッフの方の対応も価格にも満足していたのですが、駐車スペースが沖縄独特の斜めになっていた(=坂道に停める感覚)ので、数回通ったあと、別の場所に行くことになりました(笑)。