老後2000万円問題が気になり、いろいろな情報が飛び交っています。投資はともかく、年金って仕組みが難しいので、テレビなどで説明してくれるのはホント助かりますね。個人的にはEテレなどでお金に関する番組作ってくれないかなと思ったり(^^)。
私のお客様(キャリア系、マネー系、フラワーエッセンス系)も

貯金や年金で将来もたないということはわかったけど…
という不安をお持ちのようでしたので、今回のブログを参考にしていたければと思います。
仕組みだけではなく、金融商品もいろいろあって、迷っちゃいますよね。今回は基本のき、「分散投資」について説明します。以下のような方が対象ですよー。
- 投資商品をこれまで買ったことがない
- でも興味がある
- でも何も知らずに始めるのは怖い
投資は長期&分散が王道中の王道と言われています。
長期というのは10年以上を指すかと思いますが、「分散」というのはどういうことでしょうか。テレビのコメンテータが言う「分散」の意味はこの記事の一番最後に書きましたが、まずは私が思う「分散」のスタイルをご紹介します。
1. お金そのものを分散する
以下のお金が今、いくらあるか確かめましょう。
- 生活費など常に必要なお金
- 将来のために絶対貯めておきたいお金
- 投資のために多少「勉強代」として使えるお金
2. お金の預け先を分散する
こちら「分散」というよりも「選択肢を増やす」という考え方です。
- 銀行
- 証券会社など
- 保険会社
- その他共済など
銀行と保険会社には馴染みのある方は多いですよね。そこに「証券会社」を増やしていただきたいなと思っています。ちなみに「証券会社など」には投資信託の直販をする会社も含めています。
3. 投資商品を分散する
1と2のステップで投資に使うお金(授業料だと思える範囲のもの)をどこに預けるかがだいたい決まるとします。
ここから(人によっては)心理的な壁を感じるかもしれませんが(いろいろと調べないといけないので)、金融商品を選びます。世の中にはたくさん投資商品があるのですが、それらすべてを網羅するのは大変です。私も商品はかなり絞っています。
マネーIQをアップする意味でも以下の商品の中からいくつかを購入してみてはいかがでしょうか。
- 国債(10年もの)
- 外貨預金
- 投資信託
- 株式投資
外貨預金は手数料もかかりますし、購入のタイミングを見ることが必要となります。ちなみに私の最初の投資商品は20代前半の外貨預金でした。^^
4. 投資スタイルを分散する
3のステップで「投資信託」を選ばれた方はこちらでもう一つ「分散」を考える必要があります。
- 一括購入
- 積立スタイルで購入
積立スタイルの投資信託はいわゆる「ドルコスト法」です。毎月定額を積み立てて投資リスクを抑える目的があります。iDeCoやつみたてNISAがこの方式を採用しています(*iDeCoでは一括購入も可能ですが、別途手続きが必要)。
投資信託はこの積立で購入される方が多いかと思いますが、私は両方のスタイルで購入しています。
5. 投資対象国を分散する
こちらが経済評論家の方々がよくコメントしていること。株式や投資信託、iDeCoを購入する際に考えたい「分散」です。
- 日本国内の会社の株に投資する
- 海外の会社の株に投資する
100%国内とか100%海外などと決める必要はありません。
6割を国内、4割を海外などにしてもいいです。最初からそのように分散されている投資信託(バランス型と言われているものです)を購入してもいいですね。
分散といってもいくつかのパターンがあります
このように、「分散」にもいろいろな意味があります。
- お金そのものを分散する
- お金の預け先を分散する
- 投資商品を分散する
- 投資スタイルを分散する
- 投資対象国を分散する
すべてを最初から考えるのは難しいかもしれませんが、一度始めてみるとそれほどでもありません。
ただ1の「お金そのものを分散する」ことをせず、大金を投資するのはさすがにリスクがあるので、まずはステップ1からスタートしてみてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。