わたしが宝くじを購入しないワケ(還元率の問題)

2018年も終わりに近づいてきて、テレビでは「年末ジャンボ宝くじ」のCMが流れています。1当で7億円、前後賞でも1.5億円ですから、かなり夢がありますね~(笑)。7億円当たったらどうしますか、皆さん?(^^)。

また今はネットでも購入できますから(*別途クレジットカードの登録が必要)わざわざ売り場に行かなくてもいいので便利になりましたね。

 

私も20代の頃は職場の同僚と数枚買った覚えがあります。

その後、自分にはあまりくじ運がないことを実感したことと(涙)、宝くじの仕組みを知ってからは興味がなくなりました。

 

その一番の理由が宝くじの還元率です。

 

宝くじの還元率を考えてみよう

還元率というのは、払った分に対してどれぐらい戻ってくるのか、リターンがあるのかを示した割合です。それが2018年11月現在で46.8%です(下図参照)。
 
全国各地から集められたお金の46.8%からしか、私たちの当選金は出ないわけです。その残りが宣伝費やくじの印刷費、地方自治体への交付金として使われます。
 
還元率が高いとそれだけリターンを得る確率も増えるのですが…。もちろん還元率があまりに高いとギャンブル性が高まるため、その基準になっていると思います。

 

宝くじ還元率が低い

宝くじ公式サイトより

約40%が公共事業に使われている

公式サイトにも明記されているように、H28年度の宝くじの収益の39.6%が公共事業に使われています。
 
沖縄県の場合、離島空港の設備補修、緑化推進、社会体育施設の施設整備が対象になっています。
 
自分のお金が国や自治体の公共事業に使われるというわけですから、宝くじの半分は税金のような使われ方をしているわけです。逆に言うと、宝くじを購入する場合、購入しない人と比べて税金のようなお金を多く支払っているわけですね。もちろん、当選すればそんなこと気にしなくてもいいですが(笑)。ちなみに宝くじの当選金そのものは非課税です。
 
夢も見ながら、その夢が実らなくても公的に使われるのであれば満足だという人も多いかもしれません。ただ、同じ公共事業への投資という意味では別のお金の使い方を考えてもいいかと思います。
 

個人向け国債も公共事業の資金に使われている

国の公共事業に使うお金の不足分を「債券」という形で市場に出しているものが「国債」です。証券会社や銀行などで私たちは個人向け国債を購入することができます。
 
宝くじと大きく異なる点は国債は購入後一年経てば元本割れしないので(国がつぶれないかぎり)、還元率は100%(笑)。そして利息が付くということです。国が私たちにお金を貸している間(3年、5年、10年と期間を選ぶことができます)、利息がいただけるわけです。

 

個人向け国債は3種類

個人向け国債は3種類あります。金利が固定されているタイプと変動するタイプに分かれます。

 

1)固定金利型3年満期
2)固定金利型5年満期
3)変動金利型10年満期

 

今は低金利な時代なので、国債の金利も全体的に微々たるものになっています。ですから1)と2)の「固定金利型」では、購入時の金利が文字通り「固定」されますので、その後金利が上昇しても差額分を享受できません。

 

ただ10年変動金利の個人向け国債は基準金利×0.66という計算式で設定されていますので、銀行の普通預金よりは手元に残る金額が増える可能性が大ですね。
 

国債は金利よりも安全性で選ぶ

 
変動と聞くとこう思うかも。

金利が上下するイメージで何だか怖い~

あきさん
あきさん

大丈夫ですよ~

国債は最低金利保障(金利0.05%)があります。変動といっても株価のような乱高下もないので、日本という国を信頼しているかぎり、安心な商品だと思います。

 

最後に

話を宝くじに戻しますね(笑)。

 
確かに宝くじには夢がありますし、「買わないと当たらない」です。当選に近づく裏ワザもいろいろあるようですが、ほとんどの方が公共事業への投資にお金を払っているようなものです。

 

公共事業に投資したいのであれば、今日ご紹介した「個人向け国債」を購入すれば数年後利子がついて戻ってきますし、「ふるさと納税」を通して自分の好きな自治体に寄付をすれば、税金の控除につながります。

 

私にとっては宝くじを通しての社会貢献よりも、国債のような確実に手元にお金が戻ってくる制度のコスパが魅力的です。
 

また、コスパを考えず自分が寄付したい団体にお金を渡したいと思うタイプなので、毎年宝くじのテレビCMが流れてきても、スルーできています(笑)。→「洋服やバッグの処分で困ったらメルカリではなく、リサイクル支援を使う理由」

 

個人向け国債については財務省の特設頁をご覧ください。シュミレーションもできます。
 
また税金を控除したいのであれば、iDeCoや小規模共済(自営業の人が対象)の加入も一つの手です。
 
宝くじのような一攫千金の夢はないですけどね(笑)。

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