那覇の街でうちなーんちゅの優しさに触れた日

国際通りで出逢った人の優しさ

 

私は沖縄県那覇市の国際通りの近くで生まれ育ちました。

 

 
高層ビルがどんどん建設され、街の様子も変わってきましたが、それでも昔ながらのお店がまだ健在だったりすると嬉しいもんです。

 

その中でもよく買い物をするのが、「タンナファクルー」。

創業者の<玉那覇さん>の名前が由来の沖縄のお菓子です。

 

沖縄のスーパーでも売っていますが、私は「丸玉製菓」さんのタンナファクルー、それも沖映通りの直営店(と言っても小さなお店です)で買うことにしています。

 

工場から運ばれてくるので、ふかふかして美味しいのです♪

 

1袋300円♪

 

先日、母がそのタンナファクルーを求めに、丸玉製菓さんに行ったとき、店員の方とおしゃべりに花が咲いたらしく、母は自分の病気(=リウマチ)の話までしたとのこと(母は陽気な性格で誰とでも話します 笑)。

 

リウマチと言っても日常生活に支障をきたすほどではないのですが、多少歩く速度が遅くなっています。おそらくそういうことを店員の方に話したのでしょう。

 

母が代金の支払いを済ませ、帰ろうとすると
店員の方が

 

「奥さん、私が仕事帰りにお宅までタンナファクルーを持っていきますよ」

 

と言ったそうです。

 

うちの実家はその方の帰る方向ではなかったのに。

 

購入したタンナファクルーも3袋くらいだったのに。

 

お店からうちの実家は700メートルほど離れているのに。

 

 

 

 

 

母から話を聞いて、これは商売をしているからという優しさではなく、その店員の方の性格からきている思いやりだなと感じて、本当にありがたかったです。

 

先日、私もそのお店に行くことがあり、母の件のお礼を言おうとしたのですが、もうその方は退職されたとのこと。今は別の方がいらっしゃいます。

 

 

この話を聞いて、私が店員だったら同じことを思いついただろうか、特に常連客でもない人のためにその人の家まで歩けたかなどと考えてしまいました。

 

世の中にはこういう優しさを持った人がいるんですね…。
 
 

この黒糖が入った昔ながらの素朴な味のタンナファクルーを食べるたびに、母のために実家までお菓子を運んでくれた見ず知らずの方の優しさを感じて、なんだか心が温かくなります。

 

【念のため】
丸玉製菓さんは直営店からのタンナファクルーの配達など本来はしていないはずです。今回の話はレアケース&過去の店員さんの個人的な思いから発生したと思いますので、「私の分も運んでください」などとお考えにならないでくださいね。でもタンナファクルーは美味しいので、購入はお勧めですよ。

 
 
那覇市に対する思い(&ぼやき 笑)はこちらにも書きました。

那覇の街を歩いてもブランドの種は見つかります(&最後にぼやきも少しあり)
先日、実家で使用しているケーブルネットワークのリモコンが調子が悪く、買い換えのためにケーブルテレビ会社まで足を運びました。 そこで無事、新しいリモコンをいただいたのですが、待っている時間にふとカウンターの横を見...