HPを開設すると、お客様からのお問い合わせだけではなく、営業電話がかかってきたり、営業メールが送られてきたりします。基本、「営業」なのですが、なかには魅力的に感じる内容もあります。

雑誌でのインタビューに応じていただけませんか?

私たちのポータルサイトであなたの専門性を継続的にアピールしませんか?

あなたのサイトを検索上位に表示させませんか?
などなど。

う~ん、たしかに魅力的。多少お金がかかっても経費で落とせるからどうにかいけるかも。HPも作ったばっかりだから検索されても上位には表示されないだろうし。専門家に任せたほうがいいのかな…。よくわからないので、教えてください。
今日はこのような疑問をお持ちの方、これからHPを作ろうと思われている方への予備知識として、私の体験談をとおして解説します。
ただ、基本中の基本、営業=悪だとは思っていません。営業をかけてくる彼らも仕事で行っているわけですし、その営業にイエスと言うことで自分の世界が広がる可能性もあります。でも、気をつけたほうがいいものもあります。それが先ほども紹介した3パターンです。
1. 有名雑誌でのインタビュー
雑誌の中のインタビュー記事への依頼なので、一瞬「え、私の活動がやっと認められた?」と思いがちですが、それはほぼ有料広告です。

つまりこちらが料金を支払うんです。自費出版のようなものですね。
確かに有名な雑誌の広告部(なので詐欺ではありません)が広告代理店と共同企画しているものです。
紙面に小さく「PR広告」と書かれているものを雑誌や新聞でみなさんもご覧になったことはあるかも?
雑誌の発行部数から考えるとある意味ブランディング効果も高そうですが、やはり気になるのがその料金。
でも、最初の依頼メールではたいてい料金は提示されません。
「気になりましたら、ご連絡ください」というパターンでその連絡がこちらから東京への電話だったりします。^^;
相手はテンプレートを使っている?
先日もそのようなメールがありました。
「新垣さんのアメブロを拝見し…」と書かれていたのですが、
私はアメブロは持っていません(笑)。
こちらのサイトをしっかりと読むことなく、テンプレートの宛名だけを変えて送信しいるのだなと思われます。
2. 専門家ポータルサイトへの登録
税理士、中小企業診断士、キャリアカウンセラーなど士業を中心とした専門家ポータルサイト。ローカル版もあれば、全国規模のものもあります。
一時期、私も登録していましたが(全国版のほう)、費用対効果が見込めないことと、独自の規制があることからこのようなサイトには登録しないことにしています。

私が利用していたサービスは月額が5000円でした。初期登録料も1万円ほどかかりました。
ただこちらも広告効果は人によっては出る場合もありますので、ご自身の判断で考えてみてくださいね。
3. SEO対策をして検索結果を上位にするという誘惑(笑)
こちらも電話がたびたび夜10時過ぎに(驚)かかってきました。
一度丁寧に断ってもまた別の担当からかかってきます。
有名な会社だったりしますので、私も一瞬信用してしまいそうになったのですが、ここで冷静に考えたのです(笑)。

そもそもSEO対策している会社だったら、電話で営業すること自体、おかしくない?
あと電話の相手がどうもオドオドしている感じがしましたので、もしかしたら先輩や上司が夜の10時過ぎに同じ部屋にいるのかなと思ったり。だとしたら一種のパワハラ…。
SEO対策は業者に頼まなくても頑張れば自分でできますし、仮に上位表示されても、コンテンツに魅力がなければ、HPの滞在時間は短くなることでしょう。業者に支払う料金で別の媒体への広告に回したほうが賢明です。
知らない電話番号はググってみましょう
ちなみに知らない電話番号(特に03で始まるもの)から電話がかかってきたら、すぐには取らず、その電話番号をGoogle先生に尋ねましょう。
どこからの電話なのか、みんなが答えてくれているはずです(笑)。
今日も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。