「シャドーイング」は英検一級合格に本当に必要? その疑問にお答えします

一年以内に英検一級に合格するという目標を決め、無事合格できたキャリアコンサルタントの新垣亜希です。

留学経験はなく、現在、職場で英語を使っているわけでもない私でも合格できたので、その方法が少しでも英検一級合格を目指す方に役立てればという思いで、本ブログを書いています。

 

亜希さん
英検一級は受験料も高いので、勉強も効率的に進めたいですね

 

英検一級に限らずTOEICのスコアアップのために、世の中にはたくさんの実用書や情報があふれています。

文法解説本を含め、ボキャブラリーを増やす方法、ネイティブの会話を聞き取る方法、過去問、などなど。

 

選びきれない〜
亜希さん
あまりストレスをかけずに勉強するのがコツですよ

 

今回はさまざまな英語学習法の一つ、「シャドーイング」について私なりの意見をお伝えします。

 

難しそう⋯
でも英語力が鍛えられんですよね
亜希さん
たしかにそうです。通訳者の学習法としてかなり有名です

 

ただ、このブログでは「ギリギリでもいいので英検一級に合格したい」またはゆっくりマイペースで勉強して、いつかは英検一級を獲得したい」と思われる方のために書いています。

そういう視点で「シャドーイング」について書いているということをご承知おきくださいね。

Table of Contents

シャドーイングとは

シャドーイングとはネイティブが話していることを聞きながら、すぐに追いかけるように口に出す、英語学習法です。

基本、手元にはスクリプト(台本)がない状態で行います。

ネイティブが話すことであれば、映画の会話、ニュース、ナレーションなど内容は特定しなくてもできるものです。

発話者のアクセント、抑揚、イントネーションなどを聞いた先から、ほぼ同時にその音声(文章や単語など)を口に出すので、リスニング&会話力強化法として非常に効果的です。

以前「シャドーイング」は通訳者の訓練法として知られていましたが、一般の英語学習者の学習法としてはそれほど知られていなかったと思います。

ただYouTuberで英語学習方法を伝える方々が「シャドーイング」を強く推してきたので、ここ数年で「シャドーイング」も英語の学習法として認知されてきましたね。

 

英検一級合格のために「シャドーイング」は必要なのか

結論から言います。

必要ありません

私も1、2度「シャドーイング」を試みて、「これは脳への負荷がかかりすぎる」と思い、別の方法に切り替えました。

それでも一次、二次とも2回目のチャレンジで合格することができました。

 

一年、いろいろな方法を試してきて

「シャドーイング」は、英語学習にはある意味、最強のテクニックだけれども、必ずしも「シャドーイング」をしたからと言って、英検一級に合格するわけではない

と確信しています。

 

もちろん「シャドーイング」をしたから受かったという人も中にはいるかと思います。

この辺りは本人の元々の英語力、英検一級合格のためにどれだけ時間とエネルギーを投入したかで変わります。

ただネットなどで「シャドーイング」は英語強化にいいらしいと聞き、ずっとその方法だけを<英検一級合格>のために使うには時間がもったいないと思います。

 

亜希さん
ちょっと遠回りな感じ⋯

それは英検一級の特徴にあります。

英検一級【一次試験】合格に求められるスキル

Kindleは英語学習者におすすめ

ここで英検一級受験後に送られてくる成績表の一部、「出題のねらい」&「学習アドバイス」を抜粋します。

 

単語力に関して

英検一級一次試験の「大問1」は25問ありますが、これがなかなか普段はあまり使わない単語です。

ですからアドバイスも以下のように書かれています。

英語母語話者を対象とした新聞・雑誌・本などを積極的に読み、さらに語彙力を伸ばしましょう。

分野別(環境・医療など)に、使用頻度の高い語彙や表現を整理して学習すると効果的です

 

大問1は単語力が試されるものなので、まずボキャブラリーの数を増やす必要があります。

25問中、18問から20問以上を正解しておくことが合格圏内に近づきます。

 

亜希さん
私も最初は12問しか正解を出せませんでした(泣)

 

単語はオーソドックスなやり方ですが、超有名な旺文社の「でる順パス単」は外せません。

英検一級の単語を収録した音声データも販売されていますが、単語は「目」で確認したほうが記憶に残るので、シャドーイングは必要ないでしょう。

大問2と大問3は長文読解なので、こちらもシャドーイングで鍛える必要がない項目です。

 

一次試験ではライティングもありますよね
亜希さん
ライティングはシャドーイングとは異なるアプローチが必要です

 

一級の一次試験はまずボキャブラリーとライティング対策に取り掛かったほうがいいです。

 

リスニング

シャドーイングでの学習が効果的に活かされるのは英検の場合、リスニング問題です。

このリスニングが少しやっかい⋯。

私が受験した2020年度の英検一級のリスニングは以下のような構成です。

・Part 1→短い会話
・Part 2→パラグラフリーディング
・Part 3→現実の状況で耳にする会話
・Part 4→インタビュー

Part1は出だしを聞き逃してしまうと、その後の内容が理解出来なくなります。結構難しいです。

Part4は雑誌のインタビューだったり、会社の面接だったり。

そこに登場してくるゲストは多様な国籍の持ち主です。普段アメリカ英語だけに接している人は要注意です。

 

亜希さん
少なくともイギリス英語には慣れていたほうがいいです

 

英検一級のリスニングは過去と同じ問題が出題される、リサイクル問題が数問あると言われています。

ですから過去問題集を買って、しっかりリスニング音源を聴くことが大事です(もちろんリサイクル問題は今後使用されないかもしれませんが、それでも過去問から勉強するのが効率的です)。

 

シャドーイングよりも過去問ですね!
亜希さん
そうそう。人気があるから問題集もすぐ売り切れちゃうんですけどね

【音声アプリ・ダウンロード付き】2021年度版 英検1級 過去6回全問題集

 

英検一級【二次試験】への対策にシャドーイングは役立つか

亜希さん
役には立つかと思いますが⋯

 

英検一級の恐ろしさは二次試験、スピーチにあります

環境、政治、日本文化、倫理問題、宗教など社会のさまざまな問題に対して、2分間で自分の意見を英語で述べることが求められ、スピーチ後は自分のスピーチに対して面接官からの質問に答えないといけません。

亜希さん
最初は緊張のあまり頭が真っ白になりました

リスニングとスピーキングが強化されるシャドーイングの勉強法が英検一級に活かされるとしたら、この二次試験だと思います。

 

ただ一年勉強をして痛感したのは、

日本語で話せないことは英語でも話せない

ということです。

 

ですからこちらもシャドーイングで英語を鍛えるよりも、ある程度出題傾向を把握して、その社会問題に対して自分なりの意見をまず持つことが必要となります。

このアプローチは一次試験のライティングにも使えます。

 

一次試験のときから二次のスピーチも勉強スタートしたほうがいいとよく聞きます
亜希さん
そうですね。特にライティングはトピックが一つしか出題されないので、それに応じた対策が必要です

 

またオンライン英会話などで二次試験を想定したレッスンを提供する先生を探すのもいいですね。私のオススメはカフェトークです。

【英検一級二次対策】Cafetalk(カフェトーク)で総仕上げ

それでもシャドーイングを英検の勉強に使いたい場合

これまで自分の体験から「英検一級にシャドーイングは必要ない」というスタンスでお伝えしました。

でも、シャドーイングを毎日コツコツ続けてその効果を感じ、その勉強法を続けたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。

その場合はどうすればいいのでしょうか?

 

亜希さん
シャドーイングを「英検一級仕様」にしましょう!

 

具体的には以下の教材でシャドーイングをします。

 

過去問題集のリスニング(一次のみ)
・Japan Times Alphaの会員制サイトにある”2-minute Speech Exercies”の音源
クリストファー・ベルトンさんの著作に付いているCD音源

 

特にJapan Times Alphaほど英検二次対策になる教材(?)はないと思っています。

【英検一級二次対策】語学試験の勉強に使えるAlpha(アルファ)の記事

 

ポイントは、英検一級の出題傾向に合わせて勉強をするということ。

シャドーイングで勉強をする方はものすごく努力家で英語が好きだと思います。

このままシャドーイングを続ければ、通訳者への入り口に立てるかもしれません。

ただあくまでも「英検一級合格」を設定した場合、他の勉強法に時間を充てたほうが合格に近づきます。

すべては目的次第ということですね。

このブログが英語学習者の皆さまに少しでもお役に立てれば嬉しいです。


クリックでの応援、お願いします
にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 沖縄県情報へ



よかったらシェアしてね!
Table of Contents
閉じる