こんにちは。これまで2000人以上の
大学生の就職活動の支援をしてきた
新垣亜希です。
今の時期(4月~5月)は
民間会社へ就職を希望する
大学4年生の履歴書やエントリーシートの
添削が主な仕事です。
民間会社への就活が一通り終わると
今度は公務員試験の面接カードや
小論文の添削に移っていきます。
民間だろうが公務員だろうが
履歴書だろうが面接だろうが
今のところ大切な項目が「志望動機」です。
企業の中にはESに志望動機欄を設けていなかったり
面接でもあえて志望理由を聞かないところも
出てきているからです。
私はこの傾向は増えると思っています。
だって志望するから応募しているわけですからね(笑)。
それでもまだ志望理由はESの肝心要。
そしてその志望動機が
どうも皆さん書きづらいようです。
書籍やネットにもいろいろなサンプルは
あるはずなのですが、それでも
ある一定方向に引っ張られている感があります。
あなたの志望理由が「薄い」と言われる理由
それはあなたが一生懸命書いた志望理由が
企業や組織から見ると
「最大公約数的な志望理由」
になっているからです。
一番多いパターンが
- 沖縄に貢献している貴社で私も沖縄に貢献したい
というもの。
「貴社」の部分は
「貴行」や「貴院」に
沖縄県外の人は「沖縄」を出身地に
読み替えてください。
つまり、銀行で働きたいのか
IT会社で働きたいのか
ブライダル会社で働きたいのか
わからなくなっている志望動機です。
これでは熱意が感じられないと思われ、
書類審査を通過することが難しくなります。
薄い志望理由を改善するコツ
せっかく業界や企業研究をしていても
志望理由にそれが反映されていないのは
もったいないです。
会社について調べたことがあるでしょうから
それを志望動機に絡めていきましょう。
その際に同業他社と比べて、
その会社の優位性を頭に入れてみてください。
またその会社の特徴だけではなく、
その会社を利用しているお客様が
何に困っているのかなどを
考えてみるのもいいでしょう。
そういう視点を忘れないで
就活に臨んでくださいね。
あなたの就活がスムーズに進みますように。