バスを乗り間違えた乗客のため運転手がしたこと&その理由
<クーリエ・ジャポンから>
ジャクリーン・メイソンは、老人ホームで生活する79歳の母親に会うため、バスに乗り込んだ。コロナウイルス感染拡大のため、長期間母と面会できていなかったので、再会を楽しみにしていた。
しかし、バスがその老人ホームがある方向とは反対に動き出したので、自分がバスを乗り間違えたことに気づいた。
面会予約時間まであと20分。次はいつになるのかわからない。焦って興奮状態の彼女は運転手に事情を説明する。
バスの運転手はこの道35年のベテラン、レック・ベイリー。
目に涙を溜めて話す彼女の様子に驚き、土地勘もないことを知ったベイリー。
「あとのことは私に任せて!」
それからバスの他の乗客に彼女の事情を伝える。
「これからルートを変えて、彼女が行く予定の老人ホームの近くまで送り届けます」
そして無事、彼女を送り届けた。
その後、ジャクリーンは彼に感謝を伝える。彼女の後ろにはずっと会いたがっていた彼女の母親がいる。

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寒い日に9キロかけて歩く女性へ。保安官からのプレゼント
カンザス州に住む、双子の母、クリスティーン・ウィーラー(24歳)は週に3回ほど片道6マイル=9キロ以上を歩いて仕事に通っている。帰りも歩きなので、計18キロ。
彼女のことを見かけ、気になって保安官事務所に電話をする人もいた。
電話を受けた際には彼女を車に乗せた保安官たち。
彼女にクリスマスプレゼントをあげようと決意&行動を起こす。
地域住民からお金を募り、自分たちの募金も足して、1年分の保険と税金が支払われた車をプレゼント。
彼女の喜ぶ姿も動画に収められています。

たまたま今日、この2つのニュースに出会ったので、皆さんにもシェア。
日本だと自分の権限でやっていいものかどうか迷う人、出てきそうですよね。またその行為を批判する人も出そう⋯。
人の心の優しさ、そしてプロフェッショナルとは何か考えさせられました。