ナショナルジオグラッフィックのオリジナルと日本語版の表紙。
たまたまタイトルと写真が重なったのかもしれませんが、本家のナショナルジオグラッフィックは写真を優先しています。
日本語版はそうではなくて、しっかりタイトルや号数を写真の上に重ねています。
オリジナル版からはこの雑誌の写真への誇りや創造性を大切にするという意思の凄みが伝わってきます。日本語版からは「そうは言っても読者を混乱させてはいけない」というある意味美学も感じます。
私はやっぱり日本語版の方が好きですね。
そういう緻密さを大事にする日本の文化は海外の製品とかと比べるとよくわかります。その細かさはずっと継承してほしいですね。
ただ『2万件に「拡充する」が2万件「検査する」とは言っていない』、『「募って」いるが「募集」していない』などのような言葉遊びをするところも日本(というか政府?)にはあるので、そのあたりは英語のようにロジカルに、かつ緻密に(意味が通るように)話してほしいとは思いますが(笑)。